増え続ける労働問題について
近年の日本は、雇用・就労形態の多様化が進み、従来の「終身雇用」「年功序列」という日本の基本的制度が見直されつつあると言えます。もはや、一度企業に入社すれば一生涯安定した身分が保障されるという時代ではありません。
このような中、労働者と使用者との間における労使間問題というものは、様々な形で顕在化しています。
例えば、残業代問題、不当解雇問題、有期雇用社員の雇止め問題、リストラ問題、セクハラ・パワハラ問題、人事(配転・出向等)問題、・・・など、世の中で現実に発生している労使間問題を数え上げればきりがありません。
その他にも、先に述べたように、近年の就労形態の多様化に伴い、非正規社員が増加することにより、ワーキングプア問題など、社会問題にも発展している比較的新しい労働問題もあります。
また、近年、生活保護受給者が急増していることが指摘されていますが、これも就労形態の多様化という社会的背景が影響を及ぼしていると思われます。
労働問題の解決方法には、訴訟(裁判)による解決・仮処分による解決、交渉による解決、労働審判による解決等、様々な方法があります。
当事務所では、このような労働問題全般を取り扱っております。
当事務所では、労働者の方からのご相談、使用者の方からのご相談のいずれもお受けしておりますので、労働問題でお困りの方は、是非一度当事務所にご相談下さい。